消防・地震防災議員連盟

2024年11月22日

本日は消防・地震防災銀連盟の講演会並びに意見交換会が開催されました。我が春日井市からも春日井市消防長と消防副団長がおみえになりました。最初に水野会長からのご挨拶をいただき、その後講演を拝聴しました。講師は日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院 第一救急科部長兼救命救急センター長の稲田梫眞治氏をお迎えし、「能登半島地震の医療支援」についてお聞きしました。

 

今回、一番困ったことが、すぐに被災地に入れなたかったことだそうです。本格的な救援活動ができたのは、地震発災から2週間経ってから。今回の地震は『①地震そのものによる災害として最大 ②道路・交通の遮断 ③上水・下水の長期にわたる普通 ④雪による活動制限』により、継続した手厚い医療支援の投入が困難だったため、2市2町に保健医療福祉調整本部を設置したとのことでした。

 

救援部隊の方々は、屋根に積もった雪でテントがつぶれないように夜中に下から雪を押し上げ、雪下ろしをするという大変な様子の映像を拝見しました。今回の能登半島地震の救助活動より『愛知県本部災害医療COとしての業務、日赤災害医療COとしての業務、今後予測される南海トラフ巨大地震の対応』として何をするべきか、大規模災害時の保険医療活動体制の見直しが必要と言われました。

 

その後『①消防団の当面する課題について ②消防体制の現況等について ③書く消防団長からの要望・意見交換 ④議員連盟から県知事に対する要望説明』の各項目について、各地区からの意見交換会を開催しました。救急車の出動が増加している問題や消防団員の減少に不安がありますが、女性消防団員や学生消防団員は増加の傾向にあり、次世代につなげていく大切さを訴えていました。